モレスキンとロイヒトトゥルム、私は圧倒的にロイヒトトゥルム派
こんにちは。ほしこです。
気に入るノートがなくて自作してしまったほど、ノートには並々ならぬこだわりがあるわたくしですが、生粋のノートオタクとしてお友達から「どのノートがいいか」という相談を受けることもしばしば。
その時、必ずといっていいほど言われるのが、「やっぱりモレスキンですかね〜?」。
うーん。
正直、モレスキンが人気なのって質じゃなくてブランド力だと思うんですよね・・。
モレスキンのノートとしての質って全然良くない。
紙がペラッペラで裏うつりするし、中面の断裁もノートによって違う。製本も質が低いし、ゴムバンドも安物だし、なんでこんなに高いんだろう・・・といつも思うのであります。
「ゴッホやピカソが使っていた」という謳い文句が先行して広まっていますが、
オリジナルのモレスキンは、19世紀後半、フランスの製本会社によって、手作業でつくられていました。パリの文房具屋さんで販売されていて、それを芸術家たちが使っていたのです。きっと、オリジナルのモレスキンの質はとってもよかったんだろうな〜と思います。使ってみたい・・・!
で、そのオリジナルのモレスキンは1986年に生産終了。1998年に復刻されて、現在はイタリアのモレスキン社が販売しています。
モレスキン社の誕生は1997年、副社長のマリア・セブレゴンディは「製品には“物語”があることが重要である」とし、ゴッホやピカソらが使っていたものに似せたノートを売り出すことを思いつき、高価なノートをマスメディアの広告を使用せずに、最近5年では平均26%の売上を記録し、年間1300万冊(2010年)売り上げている。(Wikipedia)
とあるように、「似せたノート」なんです。
見た目が似てるだけ。
ノートの質でいうと、私は圧倒的にロイヒトトゥルム派です。
紙が本当に良くて。「書くのが楽しくなる紙」だな〜と、いつも感動します。当たり前ですけど全然裏うつりしない!ちょっとしっとりしている質感も素敵です。
製本も素晴らしいし、カラーラインナップもたくさんあって楽しい!
去年から急にロフトは東急ハンズで取り扱いはじめて、買いやすくなって嬉しい〜〜!!
ちなみにロイヒトトゥルムは、バレットジャーナルの「公式ノート」でもあります。
ロイヒトトゥルムは、ドイツのブランドです。
ドイツプロダクトのクオリティ(デザイン、質ともに)の高さは今更ここで語ることもないですが、さすが!のひとこと。
「LEUCHTTURM 1917」と書いてあるとおり、ロイヒトトゥルム社は1917年創立の歴史ある会社です。本物の100年企業!
もともとは切手のコレクションブックやコインの収集バインダーなどをつくっていました。つまり、大事なものを長くとっておくための製品からスタートしているんです。だからノートの質も高いんですね!
そんな素晴らしいロイヒトトゥルムですが、これがあれば完璧なのに・・・!と私が血涙を流すほど求めているのが、サイズ展開です。
ロイヒトトゥルムのサイズ展開は「A6」と「A5」サイズ。
その中間が欲しい・・・!!「B6」とか・・!
日本では今年のスケジュール帳以外ではまだ見かけていませんが、海外ではソフトカバー(つまり軽い)も販売している模様。日本でも早く展開しないかしら。
A5サイズは持ち歩くには大きいし重い。でもソフトカバーだったらだいぶ軽くなると思うので、持ち歩けそうな予感がします。
とはいえはやり大きいので、中間サイズの製造を心からお待ち申し上げております。